2022年7月版 / 比較表見てもわからない人用 / 用途別解説付き グラボベンチマーク表

グラボの性能比較を見たら「性能の違いはわかった」

でも、「自分にはどれがいいのか」わかったようで、

まったくわからない方が多いんじゃないでしょうか。

 

理由は大きく2つです

  • グラフィックボード自体がなぜ必要なのかわからないから
  • 自分がやりたいことの性能比較が載っていないから

    グラフィックボードがどう必要なのかという話は別記事で今後公開予定です。

    簡易的ではありますが、今回はやりたいことの補助解説付きでベンチマーク表を用意しました。

    「見て何を参考にしたらいいの?」「数字って何を目安にすればいいの?」「ゲーム以外はどうなの?」

    過去歴代のGPUが数多く載っている情報だと、必要な情報を見つけにくかったり、商品別の比較がしにくい場面が多いと思います。

    当ページでは、今販売しているグラボや現在も販売シェアがあるもの、使用している人が多いグラボを抽出して比較しました。

    補足で、ゲームに対するスコア評価VR全般に関するスコア評価イラストや制作に関するスコア評 も記述させて頂きました。

    ベンチマーク表はページ下部にあります。

    パソコン選びの参考にお使いください。

    ※評価は2022年7月時点でパソコンラボ調べによるものであり、個人的な使用感も盛り込まれているため、100%の内容を保証するものではありません。ご了承ください。

    ゲーム全般

    スコア 20000点 以上 なんでも大丈夫。普通のゲームなら最高設定のFullHDで144fps超えられます。4K60fps越えを目指すならココは必須
    スコア 15000 ~ 20000点 いわゆるハイスペックと呼ばれるクラス。FullHD-144fps目指すならこのへんがあれば大丈夫です。
    スコア 10000 ~ 15000点 コスパ最強ゾーン。価格がお手頃、ゲーム設定で出来ないゲームは無い&設定中~高で144fps目指せます。画質最高じゃなくてもほとんどのゲームは普通に綺麗なので、あんまり気にならないと思います。
    スコア 5000 ~ 10000点 軽めのFPSなら中設定くらいで動かすのがおすすめ。グラフィックめちゃ綺麗ゲームやるなら画質ちょい下げでも60fps下回る事があるかもしれません。初心者の方もせめてこのくらいのグラボから始めるのがおすすめです。

    スコア 5000点 以下

    今のゲームやるならおすすめしません。ゲームが起動するっていうレベルです。ゲームの為にこの辺りのグラボを付けるなら少しだけ予算を出して上を買わないと無駄になります。

    VR全般

    スコア 20000点 以上

    本格モーションキャプチャーを導入出来ます。開発が早い分野なので、将来も見越してより快適にこなすなら25000点以上がおすすめです。

    参考機材: NEURON OptiTrack

    スコア 15000 ~ 20000点

    10点トラッキング余裕です。VRゲームも最高設定で余裕をもってプレイ出来ます。

    参考機材: VIVE PRO2 VALVE INDEX

    スコア 10000 ~ 15000点

    通常のVR機器で3点トラッキングくらいなら余裕です。2Dゲーム配信や軽めの3D配信であればこなせます。

    参考機材: VIVE Cosmos Elite

    スコア 5000 ~ 10000点

    基本の軽いVR映像を楽しめる程度です。雑談配信とかであれば十分対応出来ます。

    参考機材: META Quest2 

    スコア 5000点 以下 無理です。やめてください。

    イラスト、制作活動全般

    スコア 20000点 以上 GPUで100%レンダリングや機械学習、物理エンジンを伴うUNITYやアンリアルエンジンを利用したい方におすすめです。
    スコア 15000 ~ 20000点 After Effectsを仕事で利用するならこのくらいがおすすめです。またBlenderもこのくらいからです。映像編集や音楽編集を3画面利用するなどマルチ画面の制作作業もこのくらい欲しいところ。
    スコア 10000 ~ 15000点 3DCAD利用や複数画面で制作活動をしたい方はここから上がおすすめです。
    スコア 5000 ~ 10000点 ペンタブ、液タブで3Dイラストや動画編集は十分出来ます。
    スコア 5000点 以下 ペンタブ、液タブで2DイラストやCAD、Photoshop、Illustlaterは動きます。